リーディングと日常の在り方

8月のはすな先生によるグループレッスンに参加した。

私の習うリーディングは文字や言葉でなく、みえるビジョンから本質を読み解いていくというもので、習っている生徒は個別レッスンの他に、決まった時間にグループレッスンを受講することが出来る。

グループレッスンは自由参加なのではあるが、師匠のはすな先生の近頃のレッスンは私達生徒がつまずきやすかったり、見落としやすい解釈のミスを考えさせてくれる時間になっている。

これは大変勉強になると私は思う。(以下はリーディングというものがいかなるものか分かるであろうHP)

さて、リーディングは相手の気持ちを正確に汲み取ることが何よりも重要になるといっていい。

多分汲み取れればビジョンの解釈を間違うことはないだろう。

そしてこれは日常の気配りにも通じることなのだと近頃思い始めている。


私の現在の職場の仕事上で頼りにしている上司だが、言葉が足りない。

彼に質問をすると丁寧な答え方はしない。

私の質問の対して質問の直接のヒントは出さず、その先の結果を伝える。


これはまさにリーディングのビジョンと同じことだと思う。


分からない私にはどうして質問に対してこんな答えが出されるかわからない。


しかしこれは私だけではなく、全ての人に対して同じで、


例えば地方の人が間違えると送り直さないとならないので、先にこれでいいかと集めた書類のPDFをその人に添付メールで入れてきたとする。

「申請書取り纏めたが、間違えていないか一度目を通して貰えますか?」


すると上司は

「総務部長→〇 業務部長→×」

とだけいれる。

これだけみるとなんのことかわからない。いいたいのは


「添付書類に目を通したが、以前の書類を使って申請してきている人がいるから、今回新しくなった書類を使って申請してください。それでないと受け付けません」


ということを言っている。

私は三年間彼の下にいてもまだ、この端折りかたにとまどう。


どうも男性はそういう人が多いのかもしれない。


先日はほとんど話したことがない支店長がそばに来た。自分の席より私の席が話している打ち合わせ室から近かっただけなのだが。


管掌役員と話していて誰かを呼びたかったようだとのちに分かった。


「資材のⅠさんの席はどこ?」


その時私は、Ⅰ氏が2階にいて、役員も2階にいる人だからおかしいことを聞くと内心気がついていた。

なのに慌てて(ほとんど支店長と話ことはないので緊張したわけです)


「席?席ですか?……席は2階だけど説明が……」


私の向かいの派遣社員がすかさず席次表をみせようとしたけれど私は


「それは、管材のⅠさん(支店の管轄社員の席次であり人が違う)ですよ」


支店長も


「それでいい」

といいながら他のIさんと聞き結局自分の席へ。

なぜ、席次表をみてそれでいいと言ったかと言えば、違うⅠさんであっても2階全体の席次表が載っていると思ったのだろう。しかも席次表には内線番号が入っている!!


ここでやっと私は分かった。支店長が知りたかったのは


Ⅰさんの内線番号だ


ということ。


状況から相手が何を望んでいるのか、言っている言葉より本質を見抜くことがこれからの課題なのだと思い始めているこの数日の私。


それがなぜ必要なのか?それはリーディングにも通じるから。


これからもっとカンを働かせられるよう会社で、日常で鍛えないとならないと思ったのだった。

扉を探して!「からだの声翻訳家®」鶴木マキ

「からだの声翻訳家®」鶴木マキです! こころとからだは繋がっていて、こころの不調がからだに出るという考え方を学びました。 こころは不思議なものです。誰もどこにこころがあるのかはっきりと説明はできないけれど、こころは確かにあると、人は思っています。 こころの不思議さを私なりに考えて見つめていきたいと思っています。

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