先日のグループレッスンのこと

私の習うリーディングのというのは(↑こちらに細かく書いてありますので興味がある方はご覧ください)、目を閉じて見えてくるビジョンの意味をどういうことか汲み取り、みせている相手に確認を取りながら理解していくものです。

なかなか言っている意味が分かって貰えないと思うのですが、私達にビジョンで教えている存在というのは、人ではないので言葉で私たちに教える訳ではなく、相手がどういう意味で見せているのかこちらが汲み取らないとなりません。

汲み取るためにはこちらが相手の気持に近づかないとわかりません。

だから自分の我を消さないとならない。我を消すとはとても難しいことですが、リーディング中は無我にならないとできません。

わたし自身はリーディング中無我になっているかと言われると自信がなく、それであるからリーディングも不安定。しかし、それではいけないのです。

質問に対して答えてくれる存在、それをなんといっていいものか分からないので「神様」と呼んでいます。

「神様」という言葉を聞くと宗教と勘違いする人もいるでしょうが信じて救ってくれるものではありません。

ただ、私が思うに私達を宇宙も含め全てを創り出した存在と言うものは確かにいると思うのです。それはいつでもどこでも私たちのことを見守っている存在であり、だからビジョンをみせて答えてくれるのでしょう。


さて前置きは長くなりましたが、そのリーディングのなかでグループレッスンをしますが、先日はグループレッスンの講師役でした。

一日に4回講師役をやるのですが、そのうち3回違う方が参加してくれたので、その日最初にリクエストされた題でリーディングしてみました。

1回5分でみるということを2度ほどくりかえして答えにたどりつくのですが、答えの分からないものをリーディングしていくので、自分自身のビジョンの解釈が本当に正しいのかずっと気になって何度もみていると、回を重ねるごとにより深くクルーズアップしてみせてきます。

一度目のレッスンでは、Y字のV部分が広がって上にあるものをみんな受け容れるように見えました。全て受け入れるのですか?と聞くと広がります。みんな入れ込んで溜め込むのか?と思うと、その広がったV字の側に寄っていくようにその広がったものの素材が気になります。ガラスとか金属ではなく、布のようにみえます。

そんなところで時間がきました。

二度目に同じ質問をしてみえたものはUFOキャッチャーの様に掴むものが上からしたにおりてきました。そして下にあるものをごっそり掴もうとしています。

一度目は全て受け入れようとしているし、二度目はごっぞりと持ち上げようとしています。

ビジョンに共通する点はどちらもとても積極的に感じる点です。

自分から進んで行っているように感じみているこちらはとても頼もしく感じました。

なので、「やる気満々なのだ・積極的」とかそんな解釈でした。

ですが、レッスンに参加して下さった方とのビジョンは真逆でうーーん、これは!!もう一度してみようと次のレッスンの時に再度その課題でしてみました。

次の時間でもやはりUFOキャッチャーの様な上から下に下がる掴む形が出ます。やっぱり下のものを沢山掴もうとしています。よく見ると、UFOキャッチャーの掴む形の下にまた、同じ形のステンレス製のような硬そうな形があります。

二重で掴もうなんて、やはりやる気があるんだなーと思ったのですが、ふと考えてみると同じ方向では、取りこぼすものが沢山あるように感じました。そして既に時間となって終わってしまったのですが、ここで、前回のY型の入れ物もなぜ布なのか?なぜ素材を強調してみせてきたのか思い出されました。

それは、個体のものであれば入れられますが、気体や液体ならどうでしょう。

そこを質問しないとならないのか?と思いました。

その時間のレッスンでは他の方との共通点は「何かみていてもっと裏があるような気持ち。惑わされているのか?」となってきました。

それでもモヤモヤのままで、次の時間にも再度やってみました。

すると太い紐がみえてきます。

これは上に向かっていくのでこれは上に繋がっていますか?と聞くと、ギュッとっ絞ってねじれたかと思うとふにゃっとしてしまいました。

きつく絞ったままではないのだな。これでは引っ張たら下に落ちてしまわないか?と思った所で5分です。

最後にもう一度みると、この太い綱をアップにしてきました。よく見るとこの綱はかなり劣化しています。こんなにボロボロだと上に上がろうと引っ張たら切れるだろうと思いました。

これで5分たちだんだんとはっきりとしてきたのは「よくみせようとして実際はそうでもない」ということでした。

さて、夜のレッスンでこのお題を受けていない方がいました。

しかしこの方は自分のレッスンでこの課題を先生としていて、答えを逆に教えてくださいました。

答えは「親離れ」でした。

うーーん、確かに成長していく中でだんだんと親のいうことが全てではないと感じてきます。おかしいな、本当に言っていることが100%その通りか、親のやっていることが100%言った通り親もやっているのか?本当は違うんじゃないの?

それはリーディングで今日みてきたビジョンに対しての自分の気持に似ていました。

自分を消さないとならないのは、その場でビジョンの気持になれないからです。

私がもっとこういうものだと意味をビジョンでみせている神様の気持がわかれば何度も聞かずとももっと一度で的確な質問もできたのでしょう。

リーディングはその場で見せてくれるビジョンそのものになれればいい、それだけだとこの時改めて思いました。

ビジョンはみえます。でもその意味するところの解釈に至ることがとても難しいのです。

扉を探して!「からだの声翻訳家®」鶴木マキ

「からだの声翻訳家®」鶴木マキです! こころとからだは繋がっていて、こころの不調がからだに出るという考え方を学びました。 こころは不思議なものです。誰もどこにこころがあるのかはっきりと説明はできないけれど、こころは確かにあると、人は思っています。 こころの不思議さを私なりに考えて見つめていきたいと思っています。

0コメント

  • 1000 / 1000